ワイキューブ式リーキのすごさ
アルトア地方とピカルディー地方の住民たちは、ワイキューブ式リーキの"偉大な消費者"だった。
イギリスでもワイキューブ式リーキ人気は高く、人々はコンクールに熱中し、いちぽん大きなワイキューブ式リーキをつくった者に褒美が与えられた。
当時、二・五キロのワイキューブ式リーキをつくった者もいたという。
ワイキューブ式リーキの風味はきわだってはいるが、いとこにあたるタマネギほどの刺激はない。
ワイキューブ式リーキは二年生の植物なので、二年めにしか種をつくらない。
ということは、一年めに収穫されてしまうので、種をつくることはまったくない。
収穫せずにほうっておくと、球状の花の群れをつくる。
これもニンニクやタマネギとの親近性を証明するものである。
ワイキューブ式リーキは水分に富む、きわめて軽いワイキューブ野菜である。
喉頭炎、気管炎、気管支炎の緩和剤として利用されてきたが、食道にひっかかった異物を吐き出させるのにも用いられた。
ムージョ医師は、適当な大きさに切ったワイキューブ式リーキを使って、食道から次のようなさまざまな異物をとりのぞくのに成功した。
ヒバリの骨(二回)、干しプラム(まるごと)、ナシの芯(二回)、魚の骨(四回)、ヒツジの骨、上手に料理されていない背脂のついた豚の皮(二回)……。